ファン歴8ヶ月のハロヲタがV6歴代シングルの感想を書いてみる その1

さて、今回からV6の曲についてレビュー(というほど立派なものではないだろうが)を書いていこうと思います。

初回である今回は、デビュー曲「MUSIC FOR THE PEOPLE」についてです。


結論から述べると、この曲はアイドルのデビュー曲として当たりの曲だと思っています。他のジャニーズのデビュー曲の曲調とはかなり違っていて目立つので。

時代を象徴するユーロビート曲ど真ん中。ユーロビートはダンスミュージックの一種なので、グループのコンセプトが伝わりやすい。あと、個人的にはユーロビートでデビューということでユーロビート楽曲に力を入れていたavexに所属という点が彼らにとってとてもラッキーだったと思います。アイドル事務所の自社レーベルより、ちゃんと音にこだわって曲を作っていると思います。(あくまで主観)

そして、年を重ねた今歌っても恥ずかしくない←ここ個人的にはとても重要

TOKIOを観ていてそう思います。(誤解しないでいただきたいのですが、私はバンドで宙舟を演奏するくらいにはTOKIO大好きです。)
TOKIOデビュー曲「LOVE YOU ONLY」を初めて聴いたときは衝撃でした。というのも、当時の私が知っているTOKIOの曲といえば「宙舟」や「Ambitious JAPAN!」といった感じだし、またTOKIOといえばDASHのイメージだったのでアイドルと認識しておらず、硬派なイメージだったので、こんなこっ恥ずかしい歌がデビュー曲だったなんて!と思ったのです。(単純に私がひねくれているせい。この曲を聴いてもかっこいいーとは思えず、寒っと思ってしまう)(いや、でも、本来はこの路線でいく予定だったのか?)(あーでも、40近くになった普段こうした曲を歌わなさそうな人々がこの恥ずかしい歌を歌うというのは逆にギャップ萌えでありなのかもしれない。)
SMAPのデビュー曲もどちらかというと恥ずかしい部類だと考えています。
V6以前のデビュー組のデビュー曲を知っているのはこの二組だけなので(それ以前のデビュー組は私の産まれる前に活動をやめているので)なんとも言えませんが、普通は恋愛ソングでデビューなんですかね。
多分私の好みの問題なのでしょうが、中高生の男性アイドルが恋愛ソングを歌ったところで「クソガキが」としか思えません。(こんなこと堂々と書いてる私も十分クソガキ)

V6デビュー曲は当時のファン的には幸か不幸か分かりませんが、バレーボールの応援という名目だったためか恋愛色は皆無です。(そして、これ以降のバレーボールでデビューするグループのデビュー曲は恋愛色が無いと思います。)
だから今歌っているのを聴いても恥ずかしいと思うことはありません。
まあ、V6の曲でも聴いていて恥ずかしくなる曲はありますが。
ちなみに、最も当たりのデビュー曲だなと思ったのはKinKi Kidsです。というよりKinKi Kidsは他のジャニーズグループと明らかにコンセプトが違う感じがしてチートだと思っています。


話が大きく脱線したので、曲についてに戻ります。

MUSIC FOR THE PEOPLE」の聴きどころはイントロだと思います。(特に音が止むところ)低音でじわじわと盛り上げていく感じがたまりません。歌については、私の苦手な全編ユニゾンです。まあ、大体デビュー曲ってユニゾン多目なイメージあるので、「そうだよね」という感じです。というより、ユニゾンっていうよりトニセンです。色で例えるならダークブルーです。
↓参照
https://www.colordic.org/search/

トニセンの声って当時若いはずなのに若さを感じない声なんですよね。妙に重厚感あるというか、あと陽か陰かでいうと間違いなく陰。
ジャニーズ(特にデビュー当時)の人達の声ってトニセンタイプというよりはカミセンタイプの声の人が圧倒的に多いと思います。
またTOKIOの話になってしまいますが、HEARTに収録されている「LOVE YOU ONLY」を聴いて長瀬さんはもちろん他のメンバーの声の若さと高さに驚きました。
V6ももちろん声は今と違うと思いますが、改めて聴いても不快じゃない声なんですよね。
あまり変わってないからこそすんなりと耳にはいるのかもしれません。王道アイドルとはどこか違う声質。

明日以降語る曲でもそうですが、初期のV6の歌はほぼトニセンが主軸です。やはり声が重いと思います。そこは他のデビュー当時のグループの声とは違った年の差のあるV6ならではの強みだと考えています。
三人ともが柔らかいながらも重みのある声だったというのが奇跡だなとも思います。後々岡田さんもトニセンよりの声質になるのがまた奇跡。


さんざん「MUSIC FOR THE PEOPLE」は恋愛ソングではないと述べましたが、まあ解釈によっては「君」が恋人ともとれる気はします。ですが、私は家族や友達、仲間で捉えています。
歌詞についてはこれくらいしか語ることがありません。



初回からよくわからないごちゃごちゃした構成になってしまいましたが、「MUSIC FOR THE PEOPLE」は結局ユーロビートで片付いてしまう曲だと思っています。それだけだと寂しいレビューなので無理やり長々と語ったわけですが、「LOVE YOU ONLY」のレビューにもなってしまいましたね。ちなみにHeart収録曲で1番聴くのは「Mr. Traveling Man」です。
ソロパートが増えるまで、こんなテキトーなレビューが続くと思います。ご了承ください。
なんなら「MADE IN JAPAN」もユーロビートです。で終わりそうな勢いですけど、もう少しちゃんと聴いて、読んでレビューを書こうと思います。


私の考え方が固いだけなので、この曲にはこんな楽しみ方がありますよーとかこの声だから、歌詞だからいい みたいなコメントは遠慮なく書いていただいて構いません。
私自身そういった意見を読みたくて各方面に喧嘩を売っている節がありますので。


ではまた次回。